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Naturopath. V

酸化する脂肪酸と老化肌

みなさん こんにちは   代替医療師Vanilla です

 

なんと・・・・

 

ブログを始めてから こんなに記事を投稿しなかったのは

 

始めてですね 汗

 

すっかり FB と インスタに移ってしまいましたね

 

さて SNS あまりやっていないという方から 質問いただきますので

 

こちらにも 少し詳しくシェアしておきます。

 

『酸化しない脂肪酸(油)を食べることと塗布すること』

 

体内での遊離脂肪酸が 多価不飽和脂肪酸であるかどうかで

 

組織での炎症具合が変わることについては、

 

ここ7年くらい地道にお話ししております。

 

 

もちろん皮膚上の皮脂および 化粧品の不飽和脂肪酸の量によって

 

肌の炎症や老化、滑らかさにも悪影響があります。

 

リサーチでも すでに明らかなのですが 不飽和脂肪酸での

 

肌のお手入れでは 飽和脂肪酸でのお手入れをする人の肌と

 

では劣化・炎症の状態が変わりまして 歴然とした違いが起こります。

 

 

さて飽和脂肪酸の体との関わり、特に皮膚についてまとめておきます。

 

飽和脂肪酸とは、「飽和」していて 

 

言葉通り他の分子と手を繋ぐチャンスがない脂肪酸です。

 

酸素とも手を繋げませんし(酸化しない)、

 

周囲にいる物質とも手を繋げません(組織ダメージがない)。

 

いわば、非常に安定している脂肪酸(油)です。

 

 

ですから、体内で、組織で、皮膚で酸化もしないし

 

浸食する原因になりませんから、

 

食べるのも、塗るのも安心なものです。

 

 

いやぁ その昔は・・・体内で固まるからという理由で 

 

心臓や脳の疾患、その他病気になる原因だとされ 

 

すっかり私も信じていましたよ 汗。

 

いやいや・・勉強が足りなさすぎた 涙 ごめんなさい・・・

 

 

 

どんな脂肪酸が飽和脂肪酸なの? という人も多いかもしれませんね。

 

普通に環境中に存在していて、私たちの手元に油として入手できるものだと

 

C8 カプリル酸 

 

C10 カプリン酸

 

C12 ラウリン酸

 

C14 ミリスチン酸 

 

あとは、私たちが体内で合成する

 

C16 パルミチン酸
 

C というのは炭素のことで その後ろの数だけ繋がっています

 

大きい数字のものほど 大きなつながりの油だということです。

 

 

これら一つ一つの 体内や表皮での働きも、

 

じっくり知って欲しいところなのですが、

 

そうですね・・・ものすごく要約すれば、

 

 

カプリル酸(C8)  からラウリン酸(C12)  の3つは、

 

・体内でのエネルギー生産に速やかに貢献すること、

 

・特に緩やかな酸の作用によって腸内粘膜の保護をすること、

 

それによって

 

・腸内細菌のバランス(特にカンジダ菌)を整えること。

 

・皮膚上でも同様に緩やかな抗菌活性があること。ですかね。
 

 

これらが90%以上を占めるような自然な油といえば、

 

ココナッツオイルです。

 

もちろん市場を眺めると 90%に満たない 不飽和度の高い

 

ココナッツオイルも存在します。それらは 酸化が多少あるので

 

放置しておくと 臭います。選ぶのには注意が必要です。

 

 

90%以上飽和しているココナッツオイルなら

 

通常の肌のお手入れや(汚れや化粧を浮かすこと や 新しい皮膚への活性)、

 

肌の防御機能の回復、

 

エネルギー補充しながらの腸内環境を調整するなどの目的で

 

健康維持のためや美容への活用にお勧めしています。

 

 

もちろん、

 

糖代謝が正常ではない人がオイルの経口摂取をするのは、

 

オススメはしていません。

 

糖代謝のサイクルが回るまでは、皮膚への活用だけがお勧めではあります。

 

 

 

さて ココナツオイルの匂いがどうしても苦手だという方もいらっしゃったり、

 

ココナツオイルで皮膚がどうしても痒くなるという、

 

アトピーでも炎症がまだ激しくおきているケースなど、

この辺をどう対処したら良いかと、お勧めできるものを

 

探しておりましたが

 

より小さい炭素数の脂肪酸だけのオイルが、

 

こういう対象には非常に向いていることを踏まえて

 

3年前くらいから 開発しておりました。

 

 

もちろん、自然には生成されませんので、

 

ココナツオイルから抽出したり 合成して作らなければならないオイルです。

 

これが   右矢印  MCT オイル ですね。

 

 

様々な会社がこのオイルも商品として扱っていますが、

 

ポイントはその脂肪酸組成です。

 

 

もし探すのならば、カプリル酸と、カプリン酸で90%以上のもの

 

を見つけてください。

 

そして不飽和脂肪酸は 一価も多価不飽和脂肪酸も合計で

 

1g/100gも入っていないもの が良いです。

 

 

そしても最も大事なのは、

 

その原料になっているオイルがココナツオイルの場合、

 

環境ホルモンの問題には注意が必要です。

 

こればかりは検査に出して欲しいのですが・・・汗

 

例えば 口に含むと、「あ、これはやばいやつ!」っと

 

分かるものも結構市場には出回っています 涙。。。

 

 

・皮膚上のバリア機能の回復や菌調整

 

・粘膜も同様 リーキーガットからの回復や増殖菌の調整

 

に、慢性的に問題を抱えている人にはココナツオイルよりもお勧めです。

 

もちろん、ココナツオイルの匂いの問題もありません。

 

 

全く腐敗しないので(不飽和が入ってないからね)、

 

軟膏やクリームなど手作り化粧品の材料にも最適ですし、

 

皮膚浸透力も素晴らしいので アロマセラピーなど、

 

精油のキャリアオイルとしてもとても良いと思います。

 

 

健康のために食べるなら1日小さじ1(3ヶ月以上続けない)

 

自分の体内で作るパルミチン酸よりずっと代謝も早く、

 

中性脂肪として太るような要素にもほぼなりません。

 

なんども言いますが 内服は 糖の代謝が回復している人に限ります。

 

 

また、毎日の皮膚のお手入れには、

 

ココナツオイルのようなベタつきもないこと、

 

精油などを混ぜたり、またハーブを浸出させたりと、

 

期待する成分を(エレメントごとに)使い分ければ、

 

肌別の保護オイルができます。

 

非常に使いやすいですよ 

 


 

 

ちなみに、毎度毎度口うるさくお伝えしておりますが、

 

化粧水(ハーブなどの蒸留水)とオイルだけでは、肌は 乾燥 します。

 

 

オイルの役割は 保護・バリア です。

 

または汚れを浮かす作用でも活用できます。

 

しかし、しっとりした保湿効果は 水を保持する力のある

 

ハチミツやグリセリンを活用してください。
 

油と水は はじきあうものですから 油だけでは 保湿は実現しませんよ !

 

 

健康な皮膚は、水分とオイル分のバランスの良さが鍵を握ります。

 

皮脂が分泌されていれば それだけで制菌作用がありますが、

 

界面活性力の強い化粧品を使っていれば、

 

そのバリア機能はなくなります。

 

ですから、界面活性剤入りの化粧品を使うのをやめられない!

 

という人ほど、仕上げにMCT オイルを塗布しておくと良いでしょう。

 

 

もちろん・・・バリアを破壊する界面活性剤の使用は

 

そもそもお勧めしておりませんが。。。汗 

 

 

あと・・・この投稿の冒頭にも示したように結構知らない人が多いのですが 

 

オレイン酸の多いオリーブ油や 多価不飽和脂肪酸の多い大豆油のような

 

不飽和脂肪酸は 皮膚表面を硬くして炎症の起きやすい肌への導きをすることは

 

結構多くの研究論文がありますよ。

 

その化粧品に何が入っているか?  を、ちゃんと眺めてみましょう。

 

 

 

MCT オイルの使い方は、またインスタのリールででも紹介しますね。

 

 

 

ということで、3年かけて・・・やっと皆さんにお届けできます。

 

安心してお使いいただけるオイル。外用でも内服でもどうぞ♡

 

 

オンラインショップには、

 

テラ照射のものとそうではないものもありますが、

 

まずは、あまり気にせずに どちらでも良いので使ってみてね。

 

 

右矢印 ココナツオイル と 右矢印 MCT オイル の使い分けと 

 

テラ照射とそうでないものの使い分けとそれぞれ 

 

より賢く活用する方法もありますので、また紹介しますね。

 

 

最近 こういうお知らせは ラインでお届けしていますが、

 

知らなかったーという方もまだまだいらっしゃるので、

 

久しぶりにブログにも 投稿しましたっ。

 

 

MCT オイル、かな〜り頑張って作りました。

 

ぜひ活用してくださいませ〜 ♡

 

 

Love V

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