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内分泌異常・代謝疾患

糖尿病

 

 

病因

糖尿病の原因は、拙著『糖尿病の砂糖で治る』『オメガ3の真実』でも詳述したようにプーファ過剰です。プーファによって、インシュリン破壊、インシュリンのアンテナの破壊(=インシュリン抵抗性)、糖の完全燃焼のブロック(ピリビン酸脱水素酵の破壊)、ミトコンドリアの破壊(電子伝達系での電子のリーク)など糖(電子)の流れを複数の部位でブロックすることによります(Free Radic Res. 2013 Aug;47 Suppl 1:39-48)(J Diabetes Metab Disord. 2020 May 12;19(1):515-521)(Oxid Med Cell Longev. 2019 Aug 14;2019:3085756)(Mol Aspects Med. 2016 Jun;49:49-77)(Free Radic Biol Med. 2013 Dec;65:978-987)。プーファの害を否定し続けてきた現代医学でさえも、オメガ6である植物油脂と糖尿病を引き起こすことは認めています(Sci Rep. 2017 Oct 2;7(1):12488)(PLoS One. 2015 Jul 22;10(7):e0132672)。プーファは2型糖尿病のインシュリン抵抗性、肥満そして脂肪肝(非アルコール性脂肪肝疾患、NAFLD)の原因です(Intern Med. 2018 Oct 15;57(20):2929-2935)。子供の糖尿病、肥満、怠惰および成人しての不妊の原因が、プーファ過剰にあることが指摘されています(Am J Physiol Endocrinol Metab. 2020 Dec 1;319(6):E1061-E1073)(PLoS One. 2017 Mar 29;12(3):e0173084)。その他、高脂肪食(高プーファ食)によってエンドトキシンが上昇することは拙著『慢性病は現代食から』に詳述していますが、そのエンドトキシンによっても糖尿病が発症することが報告されています(Diabetes 2007 Jul; 56(7): 1761-1772)(Metabolism. 2017 Mar;68:133-144)。

 

高脂肪食(ケトン食)をわずか1週間も続ければ、糖尿病になります(Nat Metab. 2020 Jan;2(1):50-61)。逆に、高炭水化物食(65-85%)が糖尿病の治療には有効です(Postgrad Med. 1958 Oct;24(4):359-71)(Am J Med. 1965 Oct;39(4):594-600)(Postgrad Med. 1958 Oct;24(4):359-71)。特に高スクロース(ショ糖)は2型糖尿病の原因とされているインシュリン感受性を回復させることで、糖のエネルギー代謝を回復させます(The American Journal of Clinical Nutrition, Volume 69, Issue 3, March 1999, Pages 575–576)。また糖のエネルギー代謝を回復させるグリシンも糖尿病の部分症状である非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)に効果やエンドトキシンによる炎症を抑える効果があります(Sci Transl Med. 2020 Dec 2;12(572):eaaz2841)(Am J Physiol. 1997 Jun; 272(6 Pt 1):G1581-6)(Am J Surg, 196 (1), 139-48 Jul 2008)。ハチミツやショ糖が糖尿病の根本治療になることも拙著『自然治癒はハチミツから』『糖尿病は砂糖で治す』にエビデンスを示していますので、再度ご確認ください。

 

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