その菌を退治するには 抗菌作用?『抗菌作用の威力』
みなさん こんにちは 代替医療師Vanilla です
抗菌作用があるものが良いっていう刷り込みがあるのは
もちろん、菌が悪い奴だっていう認識や刷り込みがあるからですわね。
ここ10年くらいで、「菌は悪いわけではないよねー」という
お勉強も健康業界では進んで、
お味噌や漬物を自分で浸けたり、ヨーグルトや甘酒を作る機械も流行ったりと、
『菌活』という言葉もできて許容はできるようになったのかなぁ
とは思います。
でも 残念なのは、『菌活』はやってても、
ピロリ菌や大腸菌などは 危ない奴らだからという
偏り的なジャッジはあって
「悪い奴ら」と「いい奴ら」の仕分けをするっていう
結局また2択の意識の刷り込みが、そこにも生まれていて、
しかも これがまた 根強いんだよ。。。
『菌活』をしている人の中にも、
「やっぱり抗菌作用の高い蜂蜜じゃなくっちゃねー」と、
ものすごく高い比率でメチルグリオキサールが含まれるような蜂蜜を
『毎日!!!』食べたりしちゃうわけです。。。。
それは、本当に矛盾しているってことに、気がつかないのかもしれないなぁ。
もちろん 菌には色々な種類があります。
そして それは 細菌であろうと、真菌であろうと、
環境に溢れておりますわ。
ブドウ球菌や、レンサ球菌なんて、ほぼ常在菌で、
そこいら中にいる菌だけど、
この菌たちに「やられてしまう」人もたくさんいて、
これらの菌がメインに悪さをする炎症や疾患に苦しんだりしますわ。
その、ある特定の菌 が悪いのかね?
違います・・・。
その菌たちの他とのバランスが壊れていることや、
こちら人間ホスト側の『共生能力の無さ』が問題なだけです。
抗菌作用万歳で、せっせとパワフルに環境中に菌を殺傷するものを振りまいたり、
抗菌作用が強力なものを、食べたり塗ったりしていれば、
結果として、自分の健康状態を維持するにはふさわしくない環境が
外側にも内側にも用意されていきます。
そこに気がつける人は・・・病気になってしまってからだったり、
慢性疾患に苦しみ始めてからだったりしますね 涙。
これは、どんなことにも当てはまりますわ。
今の現代社会の中で、疑問も持たずに 楽して生きていこうとすると、
嫌でも共生能力のない体が、環境とともに完成していきます。
菌には対抗できにくい体ね。
そこにつけ込むように、「ほらね!菌はあなたに悪事を働くでしょう?
抗菌作用は大事だよー」という 洗脳が待っていましたね・・・
まぁ・・私もまんまと20年前には、すっかり乗せられていましたなぁ。
この「ある特定の菌が悪さをする」という理論があるから、
その菌を叩く薬品も、抗菌作用の高い食べ物も、
精油も、ハーブも、他諸々
そこに特化した使われ方や評価のされ方をします。。
この点を 考慮に入れた アロマセラピー理論は
アロマポセカリーですわ。
抗菌作用に 療法・治療での主役の理由があるんじゃないんだと、
この10年くらいでやっとわかってきて、
人間主体の目線を自然や地球全体、または宇宙全体に移すことで、
ただここにいる自分の環境の中での生き抜く力とは何か?
を考えるようになり、
菌たち同様、代謝し増殖する生命体であるだけなのだと
気がつくようになるんじゃないかなぁ。。
そしてその代謝も、生命をバトンタッチしていく力も
極性があることで可能なのだということ。
シンプルに、ただ本当にそれだけなんじゃないかな。
偏りをまずは無くすこと、からしかスタートできないんだけど、
偏りすぎている人は、偏りを取り戻すためのエネルギーを
まずは増やさないことには、話にならないね・・・涙
斜めになってしまったものを、よっこいしょっと 元に戻すには、
踏ん張ってじわじわ立て直すのか、
勢いで反転させながら徐々にバランスで中庸に戻すのかってだけですわ。
抽象的すぎるかなぁ また。汗
要は、健康を取り戻すのは、自分自身の環境と向き合う力そのもの の
回復からってことです。
もちろん 炎症を持たないためには 対処療法的に そういった菌を
しばしは避けたり、叩くことも必要な状況もあるかもしれないけど
それは所詮 一時的なしのぎにしかならないよっ。
ちなみに・・・ウィルスは、自在に繁殖する生命体ではないことは・・・・
今までだって知られてたけど、じゃそもそも生きてないなら生命体ではないものが
増えて炎症を起こすとしたら、それはなぜだって話。
これから理解し直す必要のあるテーマですわね。
まぁ・・健康情報の世界も、すっかり「善と悪理論」で巻かれてしまったことは、
非常に残念なんだけど、
気がついたところから是正して
「善といわれるもの」も、「悪といわれるもの」も、
そのジャッジそのものを捨ててどういう性質のものなのか?
sという事実だけを見る。
その振り子のような循環の様(さま)を邪魔しない感覚を持てるといいなぁ。。。
ちなみに、メチルグリオキサールというパワフルな抗菌作用が元になっている
マヌカ蜂蜜の指標と、
全体の活性力を色々な総合点で評した TA の指標は 全く別のものです。
マヌカ蜂蜜は・・・特に選択するなら注意が必要です。
お勧めできるようなマヌカ蜂蜜も、もうここ2年くらい探していますが、
小さいキャパシティのところならちょこちょこありますね。
どうか数値に惑わされませんように。。。
Love V