NLB- 崇拝される「電気の神」の真実―「オカルト・テスラ」の全貌
私たちはニコラ・テスラ(Nikola Tesla)という名前を聞くと、
思わずロマンを感じます。
薄暗い実験室で一人発明に没頭し、巨大な放電を操り、
時代に理解されぬまま孤独に死んだ天才——。
そのイメージはいま、シリコンバレーのEV企業の社名に宿り、
エネルギー革命の象徴として21世紀に蘇っています。
しかし、もしそのイメージそのものが、
精巧に設計された「物語」であったとしたら、どうでしょうか。
⭐️砕けていく「貧困の天才」神話
まず最初に崩れ去るのは、
「財閥に迫害された孤高の天才」という神話です。
テスラが生涯を通じて清貧に甘んじ、
支配階級の邪悪な陰謀によって虐げられた、という物語は、
あたかも長編映画のように感動的に語り継がれてきました。
しかしテスラは1893年のアメリカ到着から1943年の死に至るまで、
ニューヨークのウォルドルフ・アストリア、
セント・レジス、ニュー・ヨーカーといった
最上級ホテルのペントハウスに住み続けました。
そこで彼が催したのは、
アメリカとヨーロッパの支配階級を招いた豪奢な晩餐会——
シャンパンとキャビアが惜しみなく供される宴席です [1]。
その資金の出所は誰か。
ジョン・ピアポント・モルガン(John Pierpont Morgan)、
ジェイコブ・アスター(Jacob Astor)、
そしてジョージ・ウェスティングハウス(George Westinghouse)——
まさに「東部エスタブリッシュメント」の頂点に立つ金融寡頭制の一族たちです・・・
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