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NLB-フッ素と生体反応の話

前回のニュースレターでも、人体に必要な微量元素について体内の電気的生体反応とともに考えてきました。

今日は生体反応の中でも特にパワフルなフッ素について、その個性を改めて眺めてみたいと思います。

 

ハロゲンの仲間ですが、非常に反応性が高く、かつ酸化作用が強力で体には猛毒になります。

原子が他の原子と反応するときに、自分の方に電子を引っ張っる力にはそれぞれ強弱があります。

電子を受け取るのか、無理に奪うのか、この電子の強弱を示す尺度を「電気陰性度」と呼びます。

この中でもこの力はフッ素が最強です。

つまり、フッ素は電子を奪い取る力が強いからこそ、ほぼ全ての元素を酸化してフッ化化合物を作るのです。

反応性が低いことでよく知られる貴ガスのキセノンやクリプトンさえフッ素を含んだ化合物を作ります。

 

フッ素は、皆さんも非常によく知る元素ですね。

歯磨き粉に添加されていますし、「歯の健康のため」という理由で

歯科医からは定期的に塗布が勧められることもあるでしょう。

歯磨き粉に添加されている“フッ素”は、

フッ化ナトリウムですとか、モノフルオロリン酸ナトリウムというフッ素化合物です。

歯のエナメル質に作用して歯が丈夫になるといわれ、

虫歯予防として子供の葉に塗る治療は多くの人が知るところかもしれませんが、

「実際に歯にとって良いかどうかの議論は終結していない問題である」、

と認識しておく方が良いかと私は考えています。

実際、出生から満8歳の歯の形成期に高濃度のフッ素化合物を含む水を飲んでいると、

歯のエナメル質に白い斑点や黄色っぽいシミ、

悪化したケースでは歯全体が茶色っぽくまだら模様になることが問題視された研究があります。

水のフッ素濃度が低くても、口の中の歯にフッ素を塗ることで体内でのフッ素濃度が上がることは容易に想像できますね。

 

もう一つ、フッ素で身近な日用品を忘れてはなりません。

「焦げ付かない」が合言葉のテフロン加工、つまりフッ素加工の調理器具です。

歯に塗るフッ素があるのですから、

フライパンに使われていたってその危険性など微塵も考えることもない人の方が多いでしょう。

ここで使われているのが、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)です。

このフッ素樹脂の毒性はすでにリサーチが多く出ています。

テフロンで大儲けしてきたデュポン社の訴訟問題は、

ダークウォーターというノンフィクションの映画ででもスポットが当てられ

20年以上の大々的な法的な戦いで海外ではよく知られています。

日本でもやっとこの秋に上映が決まったと聞きました。

 

 

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