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NLB-水の研究と歴史〜水と細胞その一

今回は、水の研究の最前線といえる誘電場と水の関係、

つまりEZ水(構造水、PM水)の発見に至った

重要な発見についてお伝えしていきます。

1877年に、細胞は、水溶性の中に

タンパク質などの生体分子が浮かぶ細胞質が

二重になった脂質(しかもプーファ)の細胞膜に囲まれたものであるという仮説が、

植物研究者のウイルヘルム・ヘファー(Wilhelm Pfeffer)によって唱えられました。

それ以降、現代医学でもこの150年近く前の仮説が

真のように信じられています。

この外界との境となる細胞の二重の脂質膜は、

水や物質を通さないという仮説がたてられた結果、

細胞膜には、受容体、ポンプやチャンネルがあって、

それがATP というエネルギーによって作動することで

水や物質の往来が可能になるとしてきました。

これを「細胞膜理論(membrane (pump) theory’ (MT))」といいます(The state of water in muscle and blood and the osmotic behaviour of muscle. Proc. R. Soc. London Ser. B. 1930106(746):477–505)(The vapour pressure of muscle. Proc. R. Soc. London Ser. B. 1930106(746):445–477)。

そのモデルでは、

細胞自身がどのイオンや水を通して、

どのイオンや水を通さないかを

瞬時に決定していることになります。

その意思決定をする場所は、

細胞の中にまだ見つかっていません。

さらに、無数の物質(薬剤)に対して

固有の受容体やチャンネルがあるのであれば、

細胞膜には夥しい数のものが付着していることになります。

また、それらのポンプやチャンネルが

ATPというエネルギー依存であるとされていますが、

夥しい数のポンプやチャンネルを作動させるには、

夥しいエネルギーが必要となります。

1997年当時に発見された

細胞膜にあるとされるナトリウムポンプを作動させるだけで、

細胞で産生される15〜30倍のエネルギー(ATP)が

必要と計算されています(Debunking the alleged resurrection of the sodium pump hypothesis. Physiol Chem Phys Med NMR. 199729(2):123-98)(History of the membrane (pump) theory of the living cell from its beginning in the mid-19th century to its disproof 45 years ago – though still thought worldwide today as established truth. Physiol. Chem. Med. Med. NMR. 200739(1):1–67)(Caloric catastrophe. Biophys. J. 197313(2):167–178)。

細胞膜理論を提唱している現代のサイエンティストたちは、

ポンプを動かす膨大なエネルギーを

どこから調達できるというのでしょうか?

(この問題に現代のサイエンティストは沈黙を守っています)。

生命、母なる自然にはこのような複雑かつ無駄は一切ありません。

 

 

 

 

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