NLB-極性とは何か?〜その一
⭐️磁石に北極と南極はない
まず、私たちは学校で「磁石には北極(N極)と南極(S極)があって、
互いに反発したり引き合ったりする」と習います。
しかし、磁石を2つに分割して、
その北極と南極を分離することができるでしょうか?
答えは「No」ですね。
磁石を2つに分割しても、また両極に北極と南極が出現します。
磁石を切っても「北」と「南」は分離せず、
二つの新しい磁石ができるだけです。
磁石の“北極”や“南極”といった〔極〕は、
見たり触ったりしただけでは
ピンポイントで『ここ!』と特定できるものではなく、
磁場は全体に広がっている――
つまり“はっきりした場所”がありません。
磁場は力として感じたり、
量を測定(ガウス数)したりすることはできるけれど、
「極点」として“ここだ”と物理的に示すことができない、
という「とらえどころのなさ(不可測性)」があります。
ということは、磁石には
二極という“実体”は存在しないことになります。
切っても、切っても二相が現れるなら
そこに二つの実体がなく、
「一つの原理が二相として現れている」と考えるのが自然です。
磁場というものは独立した“物体”ではなく、
“誘電場”という土台に現れる
一つの現象(属性)にすぎません。
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