NLB- 神を超える者たち――グノーシス主義という危険な思想
まるで鏡の中の世界のように、
すべてが逆転した思想体系が存在します。
創造主は邪悪で、人間こそが神よりも優れている
――そんな信じがたい世界観を持つ人々がいます。
彼らは「グノーシス主義者」と呼ばれ、
その思想は2000年前から密かに世界を支配し続けてきました。
そして驚くべきことに、
私たちが崇拝してきた「シェイクスピア」こそが、
この危険な思想を英語圏全体に広めるための、
壮大な心理兵器だったのです。
創造主よりも優れていると信じる狂気――神を憎む者たち
ベルリン自由大学エジプト学部の研究員
ディラン・バーンズ(Dylan Burns)博士は、
グノーシス主義の核心を次のように定義します
――「神と世界の創造主を何らかの形で区別し、
さらに人間を世界の創造主や
被造物よりも高い存在として位置づける思想です。
人間をある意味で神に近しい存在と見なし、
被造物から隔絶された存在と捉えるのです」[1]。
グノーシス主義者は、
この世界を創造した神(デミウルゴス、Demiurge<デミアージ>)を邪悪な存在、
あるいは愚かな職人とみなします[2]。
そして自分たち人間の魂こそが、
真の至高神の一部であり、
「光の火花」であると信じるのです[3]。
それはまるで、牢獄に閉じ込められた囚人が
「自分は看守よりも王族に近い血筋だ」
と主張するようなものです。
いや、それ以上に倒錯しています。
なぜなら彼らは、自分を閉じ込めた看守(創造主)が、
わざと自分たちを苦しめるために
牢獄(この世界)を作ったと信じているからです。
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