『日本の災害の多さに思うこと』
心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。
北海道に震度6強の地震が発生したことを知ったのが、昨日の早朝でした。
(スタッフ注:この記事は2018年に書かれたものです。)
熊本のように2回連続はありませんでしたが、山の斜面の土砂崩れが広範囲に渡って映されていました。
台風が通過した後ということもありますが、これは明らかに広島の大雨のときと同じ“人災”ですね。
今の土木建築技術というか知恵がかなり後退していることが、私の尊敬する造園家である高田宏臣さんの講演で分かります。
山(森)は、水脈と空気のフローがないと今回のように雪崩となって崩れます。
よく山に向かうと、山の壁面をコンクリートで覆っている場所が目立ちますね。
あるいは無計画な伐採と植林(土壌の保水力を弱める)。
あれが山を大規模に崩壊させるのです。
なぜなら、そこで山の土壌の水脈や空気のフローを遮断してしますからです。
遮断されたところからは圧力が増してくるのは当然ですね。その溜まった圧力は弱いところから一気に火山のマグマのように噴き出してきます。
これが土砂崩れです。
正確には人工的土砂崩れですね。
自然ではこういった大崩壊は、頻回には起こりません。
今回はたまたま台風雨で地盤がゆるんでいたところに、地震というとどめを刺す事態が起こったということですね。
今後は、土砂崩れが起こったところとそうでないところをつぶさに“その目”で調べることが二次災害を防ぐ意味で重要になってきます。
人間による乱開発によって、自然の逆襲(というか当然の成り行きを人間が逆襲と呼んでいるだけ)を招きます。
さて、これと同じことを医学・栄養学でも同じことを行っていないでしょうか?
生命体も山や森と同じく、水、空気、そして電子のフローがないと変態する(ガン化)か死滅していきます(『ガンは安心させてあげなさい』参照)。
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私たちのからだも一時的にコンクリートで固めるようなこと(対症療法)をしてもやがて大崩壊が待ち構えています。
最近の腸内細菌ブームや遺伝子決定論のように原因と結果をはき違えると、結果や瑣末なプロセスばかりに目を奪われて、それに対症を施すことは慢性病をさらに悪化させる結果になります。
まだ行方不明者や安否確認されていない人がたくさんおられると思います。まだ予断を許しませんが、
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。