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Dr.HIRO

『<症状がなかった>は健康であったという意味ではない理由〜リアルサイエンスシリーズ』

 

 

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

 

 

 

 

先日、東京農工大の高田秀重教授らのグループの分析で、国内で複数の人から採取された血液に「ナノプラスチック」と呼ばれる直径千分の1ミリ以下の極めて小さなプラスチック粒子が検出されたことが報じられました(『人の血液からプラスチック微粒子 有害添加剤を国内初検出、農工大』 KYODO, 3/20(水))。

 

 

 

 

 

 

このナノプラスチックに添加されている紫外線吸収剤やポリ塩化ビフェニール(PCB)という有害化学物質も検出されたようです。

 

 

 

すでに日本の調査では、小川でもナノ〜マイクロプラスチック(nano- and microplastics (NMPs))が検出されています(Microplastics in the sediments of small-scale japanese rivers: Abundance and distribution, characterization, sources-to-sink, and ecological risks. Sci Total Environ. 2022; 812: 152590)(Assessment of the sources and inflow processes of microplastics in the river environments of japan. Environ Pollut. 2019; 244: 958–65)(Fate of microplastics and mesoplastics carried by surface currents and wind waves: A numerical model approach in the sea of japan. Mar Pollut Bull. 2017; 121: 85–96.)。

 

 

 

 

 

この小川が行き着く海(東京湾)の泥砂にも当然、プラスチック粒子(NMPs)が検出されています。

 

 

 

この膨大なプラスチック環境汚染は、1950年代から始まり、2000年代に加速したと推測されています(Microplastics in sediment cores from asia and africa as indicators of temporal trends in plastic pollution. Arch Environ Contam Toxicol. 2017; 73: 230–9)。

 

 

 

 

 

 

ヒトの血液内にもプラスチック粒子が発見されるのは、プラスチック粒子に汚染された水や食物(川や海洋生物だけでなく、地上の汚染された植物など)を日常的に摂取しているからです。

 

 

 

 

残念ながら、人工パンデミックで強制されたプラマスクの大量使用も、これに拍車をかけています。

 

 

 

 

これらのプラスチック粒子には、フタレート、ビスフェノール、スチレン、ポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDE)などのエストロゲン作用を持つ物質が含まれています(A detailed review study on potential effects of microplastics and additives of concern on human health. Int J Environ Res Public Health. 2020; 17: PMC7068600)。

 

 

 

 

これらの物質は、プーファの脂質過酸化反応を通じて炎症を引き起こす作用があります(The potential effects of microplastics on human health: What is known and what is unknown. Ambio. 2022; 51: 518–30.)。

 

 

 

さらに、これらの毒性物質が過剰になると、白血球の機能が低下して、今度は免疫低下(免疫抑制)を引き起こします。

 

 

 

 

 

またプラスチック粒子が持つ作用のエストロゲンは、コルチゾールという免疫を低下させるストレスホルモンを誘導して、免疫を低下(免疫抑制)させます(The influence of the route of oestrogen administration on serum levels of cortisol-binding globulin and total cortisol. Clin Endocrinol (Oxf). 2007 May;66(5):632-5)(Estrogen mediates sex differences in stress-induced prefrontal cortex dysfunction. Mol Psychiatry. 2004 May;9(5):53)。

 

 

 

 

したがって、現代人は、炎症さえ起こらない免疫低下(免疫抑制)の状態に置かれているのです(プーファ過剰がこれに火を注ぐ)。

 

 

 

 

 

これが現代人に「症状がない」状態を作っています。

 

 

 

 

 

この状態は、毒性物質が蓄積し続けているため、全身の糖のエネルギー代謝が日々低下しています。

 

 

 

免疫低下(抑制)の状態は、いわば生命がローギアでぎりぎり回っている冬眠状態に近いといえます(近年の若年者のターボ癌の原因でもある)。

 

 

 

したがって、疲れやすい、キレやすい、意欲が湧かないという状態が基本(スタンダート)になってくるのです(これは決して、私たちが生まれつき弱いせいではありません)。

 

 

 

 

 

決して、現代人の「表立って症状がない」という状態が健康ではないことが理解できると思います。

 

 

 

プーファやエストロゲンを極力排除し、糖のエネルギー代謝を高めていくと、ある時点で必ずこれらの毒性物質の排出(デトックス)が始まります。

 

 

 

この毒性物質の排出は、「炎症」という形をとるため、様々な不快な症状が出現します。

 

 

 

私の場合は、人生の後半になって全身のアトピー、虫歯、頭痛となって出現しました(糖のエネルギー代謝が回り始めて3〜4年経過したあたりです)。

 

 

 

この排出期間が終われば、私たちの心身は見違えるように健全化していきます。

 

 

 

ハチミツ療法などで糖のエネルギー代謝を高めたら、今までなかった症状が出てきたとクレームを頂くことがあります。

 

 

 

しかし、それは、私も経験したとおり、文字通り「免疫低下の状態が解除された」ことを意味しています。

 

 

 

「症状が出たこと」が悪いことでは決してありません。

 

 

 

むしろ、日々毒性物質が蓄積しているにも関わらず、「何の症状も出ない」ことの方がレッドサインなのです。

 

 

 

 

この単純な生命の基本を理解せずして、何の創造的な進歩も生まれません。

 

 

 

プラスチック粒子に認められるようなエストロゲン作用物質は、あまねく環境を汚染しているため、私たちがプーファやエストロゲンフリーをするのが極めて難しくなってきているのも事実です。

 

 

 

したがって、極力これらの毒性物質を避けて、ご自身の免疫低下(抑制)を解除する努力と注意を怠らないことを肝に銘じていきましょう😃。

 

 

 

このことが、これからのサバイバルに必須であるまともな思考を維持し、心身の健康をキープする唯一の秘訣です(^_−)−☆。

 

 

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