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Dr.HIRO

『使ってはいけない除草剤〜リアルサイエンスシリーズ』

 

 

 

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

先日のハチミツ療法協会総会では、ヨーロッパ、オセアニア、北米などの多くのハチミツに農薬、殺虫剤だけでなく、エストロゲン様物質のコンタミが認められるという最新のデータをお伝えしました。

 

 

 

またグリフォサートのハチミツへの混入の検出の杜撰さもお伝えしてした通りです。

 

 

 

 

 

このように、ハチミツは環境汚染の指標です。

 

 

 

 

日本でも除草剤といえば、グリフォサートですが、そのほかにも頻用されている毒物があります。

 

 

 

 

 

それは、アトラジン(atrazine、商品名「ゲザプリム」)と呼ばれているもので、主にトウモロコシ、小麦畑で使用されています(♨️シンジェンダから輸入)。

 

 

 

 

 

 

 

アトラジンの地下水汚染などによって、両生類にエストロゲン作用が出ています(Atrazine-induced hermaphroditism at 0.1 ppb in American leopard frogs (Rana pipiens): laboratory and field evidence. Environ Health Perspect. 2003 Apr;111(4):568-75)。このため、 EUでは2004年から使用禁止となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

最新の研究で、アトラジンによって乳がんが増大・転移することが報告されました(Atrazine promotes breast cancer development by suppressing immune function and upregulating MMP expression. Ecotoxicology and Environmental Safety,Volume 253,2023,114691)。

 

 

 

 

アトラジンがエストロゲン作用することから、長期暴露によって乳がんなどの癌は必発です。

 

 

 

 

元々アトラジンは、植物の電子伝達系をブロックすることで、植物を枯らす効果を発揮します。

 

 

 

 

 

もちろん、私たち哺乳類の電子伝達系(ミトコンドリア)もブロックすることで、多臓器に渡ってダメージを与えます(Atrazine Triggers Mitochondrial Dysfunction and Oxidative Stress in Quail ( Coturnix C. coturnix) Cerebrum via Activating Xenobiotic-Sensing Nuclear Receptors and Modulating Cytochrome P450 System. J Agric Food Chem 2018 Jun 27;66(25):6402-6413)(Atrazine intoxication in cattle, confirmed by gas chromatography–mass spectrometry. J Vet Diagn Invest. 2021 Nov; 33(6): 1163–1167)。

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、アトラジンの長期暴露によって糖のエネルギー代謝がブロックされるため、ガンと同義である「免疫抑制」の状態になるのです。

 

 

 

 

 

 

よくもこのような危険な毒物を大量生産できるものです。

 

 

 

 

♨️権力者は、やがて自分たちの身にも降りかかる環境汚染を作り出しても、自分たちだけが逃れられると本当に信じている 文字通りの”狂信者”たちであることは間違いありません(ウエルネスラジオ限定でお伝えしている内容です)。

 

 

 

 

♨️彼らにも最終的にグリフォサートやアトラジンの効果を味わってもらいましょう(^_−)−☆。

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