『セロトニン仮説崩壊〜メディカルカバールシリーズ』
心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。
現在、イギリスにおいて成人の6人に1人は、うつ病と診断されています。10歳代でも人口の2%がうつ病と診断されています。
脳内のセロトニンという神経伝達物質の濃度が低下すると、うつ病になるとする「セロトニン仮説(chemical imbalance’ theory of depression, serotonin theory of depression)」が1990年代に提唱されました。
この仮説は、製薬業界というメディカルカバールに「抗うつ剤(SSRI, セロトニン再吸収阻害剤)」という打出の小槌をもたらしました。
この製薬業界の抗うつ薬を販売するための仮説が正しいとするならば、セロトニン濃度が低下すれば、うつ病になるはずです。
しかし、最新のメタ解析において、数百人の健康人にセロトニン濃度を低下させる臨床実験では、うつ病を引き起こすことができませんでした(The serotonin theory of depression: a systematic umbrella review of the evidence. Molecular Psychiatry, 2022; DOI: 10.1038/s41380-022-01661-0)。
セロトニン濃度を高める抗うつ薬(SSRI)は、実際は自殺およびうつ病になるだけでなく、大量殺人(mass murder)や臓器障害の原因となります。
この研究論文でも、うつ病の原因として、
・ストレス
・経済的貧困
・孤独
・心的外傷(Traumatic events)
などを列挙しています。
このようにうつ病の真の原因は、毒性物質やストレスによる糖のエネルギー代謝の低下なのです。
それに伴ってセロトニンというストレス物質は、むしろうつ病では増加します。
うつ病のセロトニン仮説は、メディカルカバールたちの大衆操作(人格・人間社会破壊)と金儲けの道具にすぎません。
まさに「病原体仮説(外来の病原体が病気を引き起こす)」がワクチンという人口削減兵器を産み出したのと同じことなのです(^_−)−☆。