『本当の遺伝子ワクチンの効果は1%程度』
心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。
拙著『ウイルスは存在しない』下巻および『ワクチンの真実』に、ワクチンの真の効果は、「絶対リスク減少率(Absolute risk reduction (ARR))」で評価しなければ意味がないことをお伝えしました。
そして、その表記に誤記があったことを問い合わせのあった医師に以下のように回答しています(『ウイルスは存在しない』下巻では正誤表、『ワクチンの真実』第3版で改訂する予定です)。
(掲載開始)
ファイザーの遺伝子ワクチン第2回目の接種後に感染確認
・プラセボ 169/20,172=0.0084(0.84%)
・ワクチン 9/19,965=0.00045(0.045%)
ファイザーの遺伝子ワクチンにおける
絶対リスク減少率(ARR)=0.84-0.0045=0.795%
となり、数値の誤記です。正しくは、ワクチンの効果は、0.8%(絶対減少率)となります。
(掲載終了)
さて、拙著のこの記述が最新の論文でもようやく研究論文として取り上げられました(Outcome Reporting Bias in COVID-19 mRNA Vaccine Clinical Trials, Medicina (Kaunas). 2021 Mar; 57(3): 199)。
ファイザーおよびモデナの遺伝子ワクチンの効果は、それぞれ95.1% ,94.1%と喧伝されています。
これは拙著で述べたように「数字のマジック」です。
具体的には、「相対リスク減少率(Relative risk reduction (RRR))」という値をワクチンの効果としたものです。
本当のワクチンの効果は、前述したように、「絶対リスク減少率 (ARR)」で測定しなければなりません。
この研究論文で、2社の遺伝子ワクチンの効果(絶対リスク減少率)を計算し直すと、
・ファイザー 0.7%
・モデナ 1.1%
となります。
遺伝子ワクチンの効果はわずか1%程度ということです(^_−)−☆。
(もちろん、これは公表されている数字を計算したもので、実際は特に糖のエネルギー代謝が低下している現代人に対してワクチンが感染症を防ぐことなどはあり得ないことは拙著で証明しています。)
そして、1人の感染者を減らすために、何人の人をワクチンの犠牲にしなければいけないのかという評価項目(必要ワクチン接種数、number needed to vaccine(NNV))では、
・ファイザー 142人
・モデナ 88人
となります。
ファイザーの場合、142人にワクチンを接種してはじめて1人の感染者を防げるという極端な効率の悪さです。
一般の医薬品だと、このように効果が極端に低い博打のような薬は、そもそも認可がおりません(^_−)−☆。
さらに、これは過去記事でも述べたましたが、ワクチンの全身の副作用である発熱、疲労感、頭痛、関節痛などは、新型コロナウイルス感染症とされる感染症の症状と同じです。
したがって、この臨床試験でワクチン接種群に起こっている感染症を単にワクチンの副作用と分類している可能性を否定できません。
こうすることで、ワクチンの効果を膨らますことができるからです。
そのほか、拙著でもお伝えしたように、ワクチンに積極的に参加する人はそうでない人よりも健康状態が良い傾向があるため(Healthy vaccinee effect(健康者接種バイアス))、臨床試験の結果は一般の人口(慢性病を持っている人を含む)に適応できません。
もうここまで来ると、権力者が押し付ける現代医学やサイエンスというものは、実際は宗教や思想(優生思想)の類に過ぎないという私の当初からの主張。これが、ますます現実として表面化していますね(^_−)−☆。
したがって、ファイザーもモデナもワクチンの効果を算出するガイドラインに従っていないことになります。