『医薬品の深刻な水質汚染』
心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。
すでに私たちの飲料水、食品には複数の医薬品(超人工加工品)で汚染されています。
世界のすべての大陸にまたがって、104カ国の258の河川における水質調査を行なった結果が報告されています(Pharmaceutical pollution of the world’s rivers. PNAS 2022 Vol. 119 No. 8 e2113947119)。
今回は、61種類の医薬品の有効成分(active pharmaceutical ingredients(APIs))の水質汚染を調べたものです。
日本では、京都と埼玉の河川が選ばれています。
どの大陸の河川でも頻繁に医薬品汚染が認められた3つは、
・抗けいれん剤(carbamazepine)
・糖尿病薬(metformin)
・カフェイン
でした。
このうち、カフェインは医薬品というよりは、カフェイン入りのドリンクなどの影響があると思います。
その他、
・解熱剤(acetaminophen/paracetamol)
・ニコチン
・抗うつ剤(citalopram, desvenlafaxine, venlafaxine)
なども北極を除く大陸で高い頻度で河川に認められました。
ニコチンは医薬品というよりは、喫煙の代謝産物です。
これらの医薬品の汚染は、特に低~中所得の国(南アジア、サハラ砂漠より南のアフリカ諸国、南米など)で顕著に認められました。
これらの国では、下水処理を行なっていないことと河川にゴミをそのまま捨てる習慣があるという特徴がありました。
一方で、ほとんど汚染のなかった地域は、やはり文明の手が及んでいないアルプス、アイスランド、アマゾンの熱帯雨林(Yanonamei Village)などでした。
これらの医薬品の大量消費をこのまま続けると、確実に私たちの飲料水や食品を汚染して悪影響を与えます。また他の動植物もこれらの医薬品に常時暴露することで悪影響を受けます。
過去記事で、エストロゲンや抗うつ剤(セロトニン作用薬)の海洋汚染で、カニなどの海洋生物の攻撃性が高まり、共食いが起きている異常現象をご紹介しました(現在のニュー・ノーマルそのものです(^_−)−☆)。
今回は、たった60種類程度の医薬品しか調査していませんが、過去記事でもたびたびご紹介している農薬、消毒薬、プラスチック、フッ素加工物(永遠の環境汚染物質)などの生活用品の汚染も深刻です。
2021年以降のニュー・ノーマルでは、河川の汚染は、これにマスクのプラスチックナノ粒子、遺伝ワクチンに含まれる様々な毒性物質(ナノグラフィン、重金属ナノ粒子など)が‘加わっています。
このようにほとんど世界中の大陸で河川に汚染があるということは、権力者自身もそれに毒されるということです。
戦争、飢饉、人工災害、強制マスク、ワクチンなど、歴史的にも最も地球環境を汚染してきた原因が“彼ら”が計画・実行してきたものばかりです。
彼らは、この自分たちにも降りかかる甚大な悪影響をまったく深刻に考えていません(これは高セロトニンの特徴です(^_−)−☆)。
自分だけ逃れられるという“甘い”考えは、自然現象の前ではまったく通用しない(“彼ら”も必ず淘汰される)のです(^_−)−☆。