『オメガ3でなぜ肥満になるのか?』
心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。
この時期にニュージーランド沖での地震があったことが気にっかかっています。
前回も同じくニュージーランドの地震のあとに、3.11が引き起こされました。
先月の東北沖での地震もこの一連の流れだと思います。
さて、脂肪には二種類あることをお伝えしてきました。
褐色脂肪(brown and beige fat)と白色脂肪です。
糖のエネルギー代謝が高いと褐色脂肪が増えて、白色脂肪が減って体が引き締まってきます。
褐色脂肪は、熱産生脂肪(thermogenic adipose tissues)と呼ばれますが、プーファなどによる電子の渋滞(アルデヒドの発生源)を解消して、 過剰な電子を熱に変換できる作用があります。
最新の研究では、褐色脂肪の存在が、心臓・脳血管疾患、糖尿病、肥満、高血圧の低下と関連していることが報告されています(Nat Med. 2021 Jan;27(1):58-65)。
オメガ3の推奨者(=販売者)が大好きなDHA, EPAはこの褐色脂肪を減らして、白色脂肪を蓄積します(Front Genet. 2020; 11: 531.)。
しかも、DHA, EPAは、ミトコンドリアのエネルギー代謝をブロックするだけでなく(エネルギーおよび熱産生をブロック!)、ミトコンドリアの新生もブロックすることが明示されています。
さらに、糖のエネルギー代謝で重要なTCA回路の複数のポイントで代謝をブロックします(ミラクルホルモンであるCO2も減少することで、ALEやAGEが増え、ミネラルバランスも乱れる(^_−)−☆)。
DHA, EPAは、完全に糖のエネルギー代謝をブロックして、白色脂肪を蓄積して肥満に導くのです。
オメガ3、ステロイドや鉄剤が短期的に効果があるように“錯覚”するのは、免疫抑制(ガン、自己免疫疾患、脳神経疾患の真の原因)が起こるからです。
免疫抑制がかかると、毒物を排出できなくなるので、短期的に症状が出ないことを“良くなった”と錯覚しているのです。長期的には体内で炎症ゴミの蓄積で大変なことが起こっています(これを朝三暮四といいます(^_−)−☆)。
先日、新刊が出たので、久しぶりに拙著『オメガ3の真実』のアマゾンの酷評を見て驚きました。
いつまで権力者の片棒を担いでいるのでしょうか?
これまでのように、権力者にシッポを振って男芸者しても生き延びられません(権力者の近い人しか人間として扱わないというのがこれらの「ニュー・ノーマル」です(^_−)−☆)。
おそらく利害関係者(オメガ3推奨あるいはサプリなどの販売者)の書き込みと思われますが、リアルサイエンスを謙虚に学んで頂きたいと思います(^_−)−☆。