『感染症にソーシャル・ディスタンシングや隔離はなぜ無意味なのか?』
心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。
新型コロナ変異種を騒ぎ出した背景には、新型コロナウイルス遺伝子ワクチンをインフルエンザウイルスワクチンと同じように、毎年接種させるという計画があります。
しかも、自然感染やワクチンでも抗体が数ヶ月も保たないということが盛んに喧伝されていたことから、一年に数回接種させる可能性も高いと考えています。
さて、変異種の出現のために、ワクチンを接種してもロックダウン、マスク、ソーシャル・ディスタンシング、隔離などはやめないとゲイツやファウチだけでなく、遺伝子ワクチン開発者でさえ述べていることは過去記事でお伝えしました。
今回は、このソーシャル・ディスタンシング、隔離という私たちを分断する手法についてリアルサイエンスで考えていきましょう。
ソーシャル・ディスタンシング、隔離というのは、「病原体仮説(germ theory)」を基本とした考え方(リアルサイエンスではない)に過ぎません。病原体が存在して、それが空気中から感染することで病気(感染症と呼んでいる)が発症するという仮説です。
この仮説が正しいのであれば、人が密集しているところほど、感染率やそれによる死亡率が高くなるはずです。
その大変良いモデルケースは、なんといってもスラム街(slum)です。
いくら、政府がソーシャル・ディスタンシング、隔離を叫んでも、経済的・人種的貧困に喘いでいるスラムでは、実行不可能です。
スラムにはトイレさえまともになく、あったとしても共同ですから、これほど感染が拡大して死亡率が高くなる場所はないはずですよね。
新型コロナウイルス感染症に関して、インドのムンバイにあるスラム街とスラムでない地域を調査した研究報告があります(Lancet Glob Health. 2020 Nov 13;S2214-109X(20)30467-8)。
スラム街では感染死亡率(IFR)はさぞかし高いはず・・・
しかし・・・・・
なんとスラム街では、感染死亡率は、たったの0.076%。
先進国標準であれば、不潔極まりないインドの非スラム街でさえも、0.263%で、WHOの示唆した感染死亡率(0.14%)より少し高い程度でした。
しかもスラム街の人の過半数で新型コロナウイウスの抗体が陽性だったようです。
したがって、栄養・衛生状況が最低のスラム街でも、今回の新型コロナウイルスは、ほとんどが感染しても無症状で、死亡に影響を与えていないことが分かります。
スラム街は3密もいいところで、感染症が蔓延る理想的なモデルになるはずです。
このエビデンスを現代医学(権力者に従属)はどう解釈するのでしょうか?
「病原体仮説(germ theory)」が本当であれば、接触によって感染は拡大し、感染症という病態やそれによる死亡リスクが高くなるはずです。
今回のスラムでの調査は、接触感染によって感染症およびそれによる死亡率が高まるという従来の仮説はリアルサイエンスではないことを物語っています。
人工ウイルス(バクテリアでさえ)は、接触感染によって感染症を引き起こすことはありません。
したがって、ソーシャル・ディスタンシング、隔離は単なる“嫌がらせ”に過ぎないのです。
それでは何によって感染症が発生するのかは次作を楽しみにしておいてください(^_−)−☆。