『遺伝子ワクチンと授乳』
心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。
アンソニー・ファウチを始め、権力者のナレーターたちは、妊婦や授乳中の女性に遺伝子ワクチンは安全であり、かつ授乳中の場合はスパイクタンパク質の抗体が乳児に移行すると喧伝しています(Efficient maternofetal transplacental transfer of anti- SARS-CoV-2 spike antibodies after antenatal SARS-CoV-2 BNT162b2 mRNA vaccination
Clin Infect Dis. 2021 Apr 3 : ciab266)(Coronavirus disease 2019 vaccine response in pregnant and lactating women: a cohort study. Am J Obstet Gynecol. 2021 Sep; 225(3): 303.e1–303.e17.)。
リアルサイエンスでは、拙著『新・免疫革命』等でも繰り返しお伝えしてきた様に、抗体の存在は慢性炎症の証です。
したがって、抗体(中和抗体も含む)値が高いほど、病態の予後が悪いというエビデンスは、今回の新型コロナでも証明されています(過去記事参照)。
しかし、免疫学というフェイクサイエンスでは、いまだにワクチンの効果を抗体の値で測定しています(Reactogenicity and immunogenicity after a late second dose or a third dose of ChAdOx1 nCoV-19 in the UK: a substudy of two randomised controlled trials (COV001 and COV002) Lancet. 2021 Sep 1 doi: 10.1016/S0140-6736(21)01699-8)。
母乳から抗体(チリとり)が移行することは、乳児にとっては何の意義もありません。
それよりも、むしろ遺伝子ワクチンを接種した母親の体内で産生されたスパイクタンパク質(生物兵器)が母乳から胎児に移行されることが懸念されます。
そして、それが現実となった症例が米国の「ワクチン傷害事象報告システム(VAERS)」に報告されました(https://medalerts.org/vaersdb/findfield.php?IDNUMBER=1532154&WAYBACKHISTORY=ON)。
36才の授乳中の女性が、ファイザーの遺伝子ワクチン1回目を 2021年6月4日に接種しました。生後6週の赤ちゃんに授乳中のことでした。
この女性の授乳を受けた赤ちゃんは、6月21日に発熱し、元気がなくなりました。そして、抗生物質の点滴治療などの介入も虚しく、7月17日に死亡しています。
心臓の血管を中心として、全身の血管に炎症及び血栓が発生した「川崎病」に類似した病態とメイヨー・クリニックで診断されています。
他にも同様の症例が報告されています。ファイザーの2回目のショットを受けた母親の母乳を飲んだ乳児が翌日に発疹、発熱、全身状態の悪化を認めました(『COVID-19 Report: Breastfeeding Baby Dies After Mother Receives Pfizer Vaccine』 VISION TIMES, April 30, 2021)。
その2日後に「血栓性血小板減少性紫斑病(thrombotic thrombocytopenic purpura (TTP))」と診断され死亡しています。血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)は、過去記事でもお伝えしてきた遺伝子ワクチンの主要な有害事象です。
ファイザーの遺伝子ワクチンのナノ粒子は、注射した筋肉部位に止まらず、全身の血管、臓器に分布することは、すでにファイザーの日本での調査で判明しています(https://www.lifesitenews.com/wp-content/uploads/2021/06/Pfizer-bio-distribution-confidential-document-translated-to-english.pdf)。
ちなみに、過去記事でもお伝えしたように、mRNAワクチン接種翌日から、血液中にスパイクタンパク質が出現します(Circulating Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2 (SARS-CoV-2) Vaccine Antigen Detected in the Plasma of mRNA-1273 Vaccine Recipients. Clin Infect Dis. 2021 May 20 : ciab465)。
したがって当然、遺伝子ワクチンを接種した母親の血液の浸出液である母乳にスパイクタンパク質が移行します。この母乳を飲んだ新生児の小腸からスパイクタンパク質(未消化)が吸収されます(新生児、乳児ではまだタンパク質を十分に分解できない)。
このスパイクタンパク質が血管に炎症を引き起こし、全身の血栓症を形成するのは周知の事実となっています(SARS-CoV-2 Spike Protein Impairs Endothelial Function via Downregulation of ACE. Version 1. bioRxiv. Preprint. 2020 Dec 4. doi: 10.1101/2020.12.04.409144)(Thrombocytopathy and endotheliopathy: crucial contributors to COVID-19 thromboinflammation. Nat Rev Cardiol. 2020 Nov 19 : 1–16)(Endothelial Dysfunction, Inflammation, and Oxidative Stress in COVID-19—Mechanisms and Therapeutic Targets. Oxid Med Cell Longev. 2021; 2021: 8671713)( Pathophysiological Association of Endothelial Dysfunction with Fatal Outcome in COVID-19. Int J Mol Sci. 2021 May; 22(10): 5131)。
これらの公表されているエビデンスをつなぎ合わせるだけでも、十分に授乳中の女性への遺伝子ワクチン接種のリスクは母体だけなく新生児、乳児にも及ぶことが分かります。
妊婦や授乳中の女性への遺伝子ワクチン接種(全てのワクチンに言える(^_−)−☆)は、抗体が移行するから“推奨”ではなく、ナノ粒子やスパイクタンパク質が移行するから“警告”されて然るべきです。