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Dr.HIRO

『跡形もなく消えたプーファの行方は?〜オメガ3神話をやめると病は治る』

 

 

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

必須栄養素とプロパガンダされたオメガ3を中心としたプーファは、大半が燃焼で消失します。

 

 

これは、酸化して毒性物質(過酸化脂質や炎症ゴミ)を大量発生するプーファが体内に残存していると、組織にダメージが及ぶからです。

 

 

プーファをいち早くデトックスするために、リスクを冒してまでも脂肪を燃やします。

 

 

そのプーファの分解途中で発生した炭素を実は一部再利用していることが分かっています。

 

 

レノレイン酸(オメガ3)は、投与8日後には、その94%燃焼されて、私たちの体内にほとんど残存しません(体内にないから必須栄養素としているのは、結果と原因を逆にとらえる現代のサイエンスの典型例です(^_−)−☆)。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、その燃焼過程で最後まで燃やし尽くさずに、一部は他の物質への原材料として「リサイクル」されていることが明らかになっているのです。

 

 

 

 

 

これは、プーファの炭素に放射性同位元素で標識して、そのプーファの炭素がどこに行っているのかを追跡調査した複数の研究から明らかになりました。

 

 

 

 

リノレイン酸やDHAなどのオメガ3の行方はどうなっているのでしょうか?

 

 

 

 

 

リノール酸 (18:2ω6), リノレイン酸 (18:3ω3)やDHAの分解(β酸化過程)で生じた炭素は、飽和脂肪酸とコレステロールの体内合成に利用されているのです(Utilization of uniformly labeled 13C-polyunsaturated fatty acids in the synthesis of long-chain fatty acids and cholesterol accumulating in the neonatal rat brain. J Neurochem. 1994 Jun;62(6):2429-36)(Substantial carbon recycling from linoleate into products of de novo lipogenesis occurs in rat liver even under conditions of extreme dietary linoleate deficiency J Lipid Res. 1998 Nov;39(11):2271-6)。

 

 

 

 

 

特に新生児では、体内に入ってきたプーファを飽和脂肪酸とコレステロールに転換する率が高いことが分かっています(Carbon recycling into de novo lipogenesis is a major pathway in neonatal metabolism of linoleate and a-linolenate. Prostaglandins Leukot Essent Fatty Acids. May-Jun 1999;60(5-6):387-92)。

 

 

 

新生児の糖のエネルギー代謝が高いのは、プーファ蓄積量が低いことが最大の要因です。

 

 

 

 

さらに、新生児では、このようにプーファのリサイクル能力(無毒化)が高いことから糖のエネルギー代謝を高くキープできているのです。

 

 

 

 

オメガ3のリノレイン酸(エゴマ、亜麻仁)が、DHAやオメガ6のリノール酸(植物油脂)よりも飽和脂肪酸へのリサクル率が高いというデータが出ています(Linoleate, alpha-linolenate, and docosahexaenoate recycling into saturated and monounsaturated fatty acids is a major pathway in pregnant or lactating adults and fetal or infant rhesus monkeys. J Lipid Res. 1996 Dec;37(12):2675-86)。

 

 

 

 

DHAは体内でリノレイン酸から合成されるとされています。

 

 

 

 

 

 

しかし、リノレイン酸は、DHAを欠乏させても、DHA合成の10-13倍のコレステロールに変換され、5倍の脳の飽和脂肪酸合成に使用されているのです(Utilization of uniformly labeled 13C-polyunsaturated fatty acids in the synthesis of long-chain fatty acids and cholesterol accumulating in the neonatal rat brain. J Neurochem. 1994 Jun;62(6):2429-36)(Why is carbon from some polyunsaturates extensively recycled into lipid synthesis? Lipids. 2003 Apr;38(4):477-84)。

 

 

 

 

 

DHAよりもコレステロールおよび飽和脂肪酸が私たちにとって必要であることがこの研究結果からも明らかです。

 

 

 

 

DHAが必須脂肪酸なら、このようなことは起こらないはずです。

 

 

 

 

プーファの行方は、燃焼されて消えるか、飽和脂肪酸とコレステロール合成に向かうのです。

 

 

 

 

このプーファのデトックスおよびリサイクルがうまく行かなかったときに、私たちの組織にプーファが入り込みます(これが慢性病および老化の直接の原因です(^_−)−☆)。

 

 

 

 

これらの研究結果を統合すると、飽和脂肪酸やコレステロール合成がいかに私たちとって必須かつ重要かが分かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

プーファとコレステロールおよび飽和脂肪酸のどちらか「必須」なのでしょうか?

 

 

みなさんじっくり考えてみて下さい(^_−)−☆

 

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