『奇跡のハチミツ自然療法』上梓いたしました!
心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。
『奇跡のハチミツ自然療法』
ようやく皆さんの元に、新著『奇跡のハチミツ自然療法』
〜良薬口に甘し〜
をお届けする準備が整いました。
今回は、横書きで見やすいものに編集いたしました。
内容も従来のものより、より一般の方にも読みやすいようにいたしました。
特に第4章の「「糖悪玉説」をリアルサイエンスで紐解く」をしっかりお読み頂き、執拗なプロパガンダを排除して、みなさんのこれからのサバイバルに備えて頂きたいと思っています。
糖悪玉説が流布されている間に、私たちは必要なものを備蓄していきましょう😃。
はじめに
陸上最強生物のパワーの源はハチミツ
みなさんは、「陸上生物で最強」と言われている動物をご存知でしょうか?
それは、ライオンや虎ではありません。イタチ科に属し、小型犬ほどの大きさしかない「ラーテル」です。「世界一恐れを知らない動物」としてギネス認定されています。
ラーテルの皮膚は分厚くなっており、猛獣の牙、爪が簡単には貫通しません。分厚く丈夫な毛皮に伸縮性、柔軟性に富んだ皮膚、身体。蛇毒へ耐性があり、毒蛇を捕食しても数時間動きが止まるだけです。
攻撃では、四肢にある発達したカギ爪での攻撃や肛門付近の臭腺から、くさい臭いをジェット噴射できます。ライオンなどの大型肉食獣にも真っ向から向かっていきます。
ラーテルは背後からライオンなどに背中を噛みつかれたときでも、背中の皮膚を柔軟に伸ばし、クルッと完全に後ろ(ライオンの顔面の方)を振り返り、反撃することができます。
その最強の陸上動物ラーテルが、最も好物にしている食べ物は何でしょうか?
それは、本章で詳述する「ハチミツ」です。ラーテルの和名は、ハチミツアナグマ、ミツアナグマ(honey badger)と呼ばれているくらいです。
ハチミツこそが、ラーテルを最強の陸上動物へと押し上げているのです(その理由は本章で詳述いたします)。
ちなみに、そのハチミツの獲得にはミツオシエ(ハニー・ガイド、honey guide)という鳥の存在が欠かせません。ミツオシエはハチの巣を見つけると鳴き声をあげ、ラーテルをそのハチミツの在処(ありか)まで先導します。
そして到達したラーテルは、力任せにハチの巣を壊します。ミツオシエは、自分自身ではハチの巣を壊すことはできませんが、ラーテルが壊してくれた後、おこぼれのハチミツにありつくことができます。
ハチミツは古代から貴重な宝物だった
ハチミツは人類の歴史でも、古(いにしえ)から健康増進の至宝として重宝されてきました。
これは、最強の陸上動物であるラーテルやミツオシエだけでなく、あらゆる動物に共通しています。私のワンちゃんもハチミツが大好物です。
ミツバチは、たった1ヶ月余りの寿命の一生をかけて、働き詰めに働いて、やっとスプーン1杯の蜂蜜を集めます。私たちを含めた生命体が、その貴重な至宝を古(いにしえ)から重宝してきた理由を本章でたっぷりと説明していきます。
『奇跡のハチミツ自然療法』