『トランプの勝利が意味するもの〜俯瞰シリーズ』
心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。
選挙前の多くの疑念を払拭して、蓋を開ければ、トランプの見事な圧倒的な勝利でした。
“彼ら”のシナリオ通り、トランプを勝たせるという選挙であったとは思いますが、今回の米国の共和党支持地域(red)は見事でした。
不正をしなくても、ほとんどの米国の田舎というか、自立したコミュニティーが根付いている地域は、すべて圧倒的な共和党支持でした。
対して、社会・共産主義を掲げてきた民主党(blue)は、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴやニューヨークなどの一部の都市部だけです。
米国は、今回のように、大多数が都会でテスラに乗って、1,000円以上もするコーヒーを飲んで「ニューヨーク・タイムズ」や「フィナンシャル・タイムズ」を読み、高い賃貸料を払って高層アパートに住むような人たちではありません。
米国の大多数は、地域に密着して、政府の干渉を嫌い、先祖が守ってきた個人の自由と権利を大事にする人たちです。その典型例がアーミッシュです。
彼らは、税金などの政府の強制を嫌い、極力自分達で静かに生きたいと願う自立した個人の人たちです。
都会に住む人たちは、自分で自分の食料や住居などを作ったこともなければ、修繕などもやったこともない生活実感のない人の集団です。
これらの都会の人々は、“彼ら”が押し付けた現実離れした理念の集団感染状態で生きている集団主義者です。
米国の都会以外に住むひとたちがトランプを選んだのは、なにも彼の思想や人間性が好きなのではなく、都会(blue)の社会・共産主義、ファシズムといった個人の自由・権利を侵害する政策を嫌ったのです。
日本と米国の最大の違いがここにあります。
日本は、逆に田舎の方が洗脳されやすく(買収されやすい)、集団主義であり、都会にいる人の方が個々は自立し、意識は高い傾向にあります。
最近は、都会の人の田舎への移住が増えて、田舎もずいぶんと様相が変わりましたが、基本的に日本の田舎は、悪い意味で旧態依然の集団主義です。
今回の大統領選挙では、やはり米国は底力があると感じました。
これは、“彼ら”と私たち大衆とのアナロジーでもあります。
“彼ら”は生活や自然に密着せず、自分達の理念(オカルティズム)のみで私たちに寄生して集団(婚姻関係)で生きていますが、圧倒的少数派(blue)です。
高い税金や様々な強制的支配(法律と呼ばれているものも含める)という形で寄生されている私たち大衆は、圧倒的多数(red)です。
圧倒的多数が、事実に気づいて自立したらどうなるでしょうか?
トランプが次の4年間に何をさせられるのかはまだ不透明ですが(JFKのシナリオもあり得る。やばいことをバンスにやらせる)、少なくとも米国の圧倒的多数は、個人の自由と権利を守りたいという意志がはっきりと伝わった結果であることは間違いありません。
選挙不正がない前提で言えば、日本は鎌倉〜江戸時代に育んだ“底力”を今後発揮することができるでしょうか?
それは、私たち日本人がいかに生活や自然に密着して個人で自立し、昔の知恵を復活できるかによります。
明日は、いよいよ今年最後の『水の講義』です。
会場ではみなさんにお会いできること、およびディスカッションを楽しみにしております(^_−)−☆。