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NBL-エーテル共鳴について〜その4

シェルドレイクの革命的アイデア:形態共鳴

シェルドレイクは、自然界には「記憶」が存在すると主張しました。

それは形態形成場に蓄積され、

時空を超えて影響を及ぼすというのです。

彼が「形態形成共鳴(morphogenic resonance)」と名付けたこのプロセスによれば、

自己組織化する自然現象は、その発生頻度が高まるほど、

将来再び発生しやすくなると考えました(Facing biology’s open questions: Rupert Sheldrake’s “heretical” hypothesis turns 40. Bioessays 2021 Jun43(6):e2100055.)(『Morphic Resonance: The Nature of Formative Causation』 Park Street Press 4th edition (January 1, 2009))。

この考え方を理解するために、

シェルドレイクはラジオの例を挙げています。

ラジオは目に見えない電波信号を増幅する能力を持っています。

この場合、目に見えない電波が形態形成場に相当します。

そして彼は、この形態形成場は固定されたものではなく、

過去に起こったことから学び、

進化し続けていると主張したのです。

この理論を裏付ける興味深い自然観察の例があります。

1921年、イギリスのサウサンプトンで、

シジュウカラという小鳥が戸口に置かれた牛乳瓶のフタを開けて

中の牛乳を飲む行動を始めました。

シジュウカラは通常15マイル(約24km)以上は移動しないにもかかわらず、

この習慣は驚くべき速さでイギリス全土に広がり、

さらにデンマーク、オランダ、スウェーデンにまで伝播しました(Sheldrake R. The Presence of the Past. London England: Collins 1988.pp177-181)。

最も不思議なのは、

第二次世界大戦中に牛乳瓶の配達が中断され、

戦前のシジュウカラはすでに寿命を迎えていたはずなのに、

1947年に牛乳配達が再開されるとすぐに、

この習慣が再び現れたことです。

どうやって新しい世代の鳥たちがこの技術を「思い出した」のでしょうか?

 

 

 

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