NLB-不都合な電気的な環境
前回の私のニュースレターで、原子の結びつきのことについて触れました。
特に目に見えるものはわかりやすく原子たちの結合でその存在が実現しています。
この結合は一度繋がるとずっと変わらずに結合したままではなく、
環境により離れたり、そしてまた違う形で結合したりを常に繰り返しています。
それが、電磁気の力のおかげであることも触れましたね。
私たち生命体の体内での化学反応での繰り返す絶え間ない結合があるから
エネルギーも肉体も生まれます。
環境の電磁気は常に体に良い影響を起こすようにあるわけではありません。
時に、この繰り返し起こる電気的な作用が邪魔をされ結合の変化が起きない、
または、生体の化学反応としては不都合な電気的な環境があります。
代表的な問題の一つに「静電気」があります。静電気とは何でしょうか?
電流が流れているときプラスとマイナスの電子が動いている状態です。
逆に電子が動いていない状態を帯電していると認識できます。
この帯電している状態で電位に差がある2つの個体を離すとどちら表面にも静電気が生じます。
この帯電は乾いている場で生じやすいのですが、
それは水という電子の受け渡しに必要な媒介がないためです。
例えば、冬の乾燥している時に、化繊でできた洋服や下着を着用して
金具でできたドアノブに触るとバチっと電気が通りますね。
これは、環境が乾いていることで放電できない体が、
電気を通すドアノブに触れたことでアース(=放電)したからです。
または何らかの理由で電子の動きが妨げられ電気的な流れが少ない体も、
溜まっている静電気を解放するには電気を通しやすいものに触れなくてはなりません。
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