NLB-重水素水への対処法
重水素が水の成分として多い条件とは何でしょうか？
まず水素と重水素の特性の違いに注目してみると良いヒントになります
（Deuterium and its impact on living organisms。Folia Microbiol (Praha). 2019 Sep;64(5):673-681）。
●分子量は、水素水（H2O）が18.2、重水素水（D2O）は20.03℃
●沸点は、水素水（H2O）が100℃、重水素水（D2O）は101.7℃
●凝固点は、水素水（H2O）が0℃、重水素水（D2O）は3.82℃
以上から、水分が揮発する場合は、水素水が先になります（水蒸気には重水素が少ない）。
このことから、海、特に熱帯・砂漠地方の海は重水素水の割合が高くなります。
一方、南極・北極や山は、水分が蒸発しないので、重水素の割合が低くなります。
そして海の水蒸気が揮発して雲になり、
その雲から雨が降る場合は重い重水素水から滴下します。
このことから、海から離れた雲からの雨や雪ほど
重水素がない水素水の成分が高くなります（重水素水は先に滴下する）
（Deuterium-Depleted Water Influence on the Isotope 2H/1H Regulation in Body and Individual Adaptation. Nutrients. 2019 Aug; 11(8): 1903）。
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