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NLB-電子の動きから見た美容

今回は、美容で使用されている物質を電子の動きから読み解いていきたいと思います。

 

美白剤というものがよく売れていますが、その美白剤でも禁止されている物質が、

不法に入っていることが問題になっています。その一つが「ハイドロキノン」と呼ばれる物質です。

 

この物質は、抗酸化作用を持つために、甲状腺障害を引き起こすだけでなく、

メラニン合成というストレス適応をブロックしてしまいます(Clin Cosmet Investig Dermatol. 2020; 13: 283–289)。

肝心のシミの原因になるリポファッシン(老人斑)は、形成を促進してしまいます。

 

リポファッシンは電子過剰から、電子が酸素と反応することで、

フリーラジカルが生成され、それが鉄と反応し、

さらにプーファから過酸化脂質(アルデヒド)を形成することで形成される終末脂質過酸化物(ALEs)の一種です。

 

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