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NBL-脂肪ナノ化物質(lipid nanoparticle)の危険性

ワクチンのアジュバントや薬剤の運搬役(drug delivery)として、

脂肪をナノ化した物質(lipid nanoparticle=リポソーム(liposome))の

チャージについてお伝えしました。

新型コロナウイルス感染症の遺伝子ワクチン(mRNA、DNA)の運搬体

としてもリポソーム(脂質ナノ粒子)が使用されています。

 

このリポソームそのものは安全なのでしょうか?

 

特に表面がプラスチャージのリポソームは、

単独で白血球のToll様受容体4(TLR-4)を刺激して激しい炎症を

引き起こします(Biomaterials. 2010 Sep;31(26):6867-75)。

さらに、表面がプラスチャージのリポソームは、とくに食細胞が集まる

肝臓、脾臓、リンパ節、骨髄(単核球食細胞システム、

MPS(Mononuclear Phagocyte System))で集積が認められ、

これらの臓器にダメージを与えます(Front. Immunol. 2015;6:328)(Nat. Rev. Immunol. 2014;14:571–578)(Biomaterials. 2010;31:6867–6875)。

 

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