NBL-ホフマイスター系列(Hofmeister series)ついて
今まで、細胞内およびタンパク質やDNAなどから
血管内皮細胞などの生体分子の周囲にも
構造化した水(EZ水)が形成されることをお伝えしてきました。
1888年に、オーストリアのタンパク質を研究していた
ホフマイスター(Franz Hofmeister)は、
水溶液中で塩(イオン)の種類によって
タンパク質を凝集・沈殿させる作用が異なることを
発見しました(Hofmeister F. Naunyn-Schmiedebergs Zur Lehre von der Wirkung der Salze (Article in German). Arch. Pharmacol. 1888 24 247–260.)。
ホフマイスターは、続く研究の中で
イオンの中で、水を構造化させるものと
水の構造を壊すものがあり、
その程度に序列があることを発見します。
つまり、生体分子との境界面だけでなく、
イオンのような小さな分子との境界面でも、
水を構造化(EZ化)させる作用があるものがあることを発見したのです。
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