NLB-振動する生命システム:微小管
私たちの生命システム(形態形成維持)は、
外界とはオープンで散逸系であり、
ダイナミックに環境と物質、エネルギー、
そして情報の交換を行なっています(拙著『ガンは安心させてあげなさい』)
(Nonlinearity, coherence and complexity: Biophysical aspects related to health and disease. Electromagn. Biol. Med. 2017;36:315–32)。
したがって、私たち生命体は、
熱力学でいう閉鎖系の平衡とは
ほど遠いシステム(Far-from-Equilibrium)になっています。
プリゴージン(Prigogine)の
「生命体は熱力学の第二法則(エントロピー増大の法則)に従う」
という予測は的外れでした(Time. Structure and Fluctuations. Université Libre de Bruxelles ; Brussels, Belgium: The University of Texas at Austin; Austin, TX, USA: Dec 8, 1977. Nobel Lecture)。
動的平衡は生命体には認められません。
動的平衡が認められるのは、
閉鎖された空間に静置している死体や物質のみです。
さて、熱力学的にも平衡からはかけ離れた生命体において、
物質、エネルギーだけでなく
情報の収集そしてアウトプットも重要になります。
その生命体の情報にあたるのが、
いわゆる生命体の振動から発生する電磁波です。
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