TUEET Q&A 『機能性低血糖について』
今回は、機能性低血糖についてのご質問に回答いたします。
(ご質問内容)
いつもお世話になっております。
糖質制限や摂食障害による低血糖状態が続くと、その後の食事にて糖質を摂った際に機能低血糖になりますが、毎食糖質をしっかり摂ると、血糖値が安定します。
その機序についてご教授頂けますでしょうか。
自分の身体で試していましたが、なぜそうなるのか是非気になるのでお願いいたします。
ご多忙の中申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。
(回答)
機能性低血糖は、医学用語では「反応性食後低血糖(Reactive postprandial hypoglycemia (RPH))」と呼ばれています。食後に血糖値が上がりますが、これが2〜5時間後に低血糖になる状態が反応性食後低血糖で、低血糖症状が出ます(Approach to the Patient with Postprandial Hypoglycemia. Endocr. Pract. Off. J. Am. Coll. Endocrinol. Am. Assoc. Clin. Endocrinol. 2014;20:331–340)(Reactive Hypoglycemia. Diabetes Metab. 2000;26:337–351)(Endocrine Society Evaluation and Management of Adult Hypoglycemic Disorders: An Endocrine Society Clinical Practice Guideline. J. Clin. Endocrinol. Metab. 2009;94:709–728)(Postprandial Reactive Hypoglycemia. Sisli Etfal Hastan. Tip Bul. 2019;53:215–220)。
その原因のほとんどは…
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