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自己免疫疾患(リウマチ・SLE 他)

関節リウマチ

 

病因

関節リウマチは、他の慢性疾患と同じく典型的な細胞内還元(抗酸化状態)病です。特にT細胞というリンパ球が還元状態になることで、炎症を引き起こしています(Immunol Rev. 2020 Mar;294(1):177-187)(Immunometabolism. 2020; 2(2): e200017)(Free Radic Biol Med. 2018 Sep; 125: 36–43)。関節リウマチの還元状態の主因は、糖が完全燃焼に利用されずに、還元物質(抗酸化物質、accumulation of NAPDH and reduced glutathione)に変換する経路が過剰に作用していることです。

 

この細胞内の還元状態から酸化状態にもどすナイアシノマイドやビタミンK(クワイノン)が関節リウマチには有効であることが報告されています(Sci Transl Med. 2016 Mar 23; 8(331): 331ra38)。糖のエネルギー代謝を高める保護ホルモンの低下が関節リウマチの発症と関連していることが報告されています(Exp Clin Endocrinol. 1984 Oct;84(2):197-202)(Med Hypotheses. 1998 Aug;51(2):111-4)。また、エンドトキシンがリウマチの関節痛の主要な要因になっています(Clin Rheumatol. 2004 Dec;23(6):566; author reply 567)。

 

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