慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)
病因
慢性疲労症候群は、拙著『ウイルスは存在しない』に詳述したようにワクチンの代表的な副作用としても報告がありますが、それらの毒性物質によって糖のエネルギー代謝がブロックされたことで起こる筋肉(筋膜)、脳、関節などの慢性炎症です(Proc Natl Acad Sci U S A. 2016 Sep 13; 113(37): E5472–E5480)。とくに糖の完全燃焼で重要なピルビン酸脱水素酵素(PDH)の機能が低下することで糖のエネルギー代謝がブロックされていることが報告されています(JCI Insight. 2016 Dec 22; 1(21): e89376)。実際にピルビン酸脱水素酵素(PDH)を活性化させる物質に治療効果が認められています(Med Hypotheses. 2018 May;114:45-48.)。またその結果起こる細胞のイオンチャンネル異常を保護ホルモン(プレグネノロン)が回復させることも報告されています(Molecules 2013; 18:12012–28)(Clin Exp Immunol. 2017 Feb; 187(2): 284–293)。また、エンドトキシンも病態の進行に関与しています(Microbiome, 2016; 4 (1))。
治療法
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