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電子のフローと生命

細胞レベル~宇宙まで電気で形成される

私たちの細胞レベルでも糖から抽出した電子のフローによって、形態形成維持(構造・機能の維持)がなされています。植物、バクテリアも同じく電子のフローで形態形成維持がなされています。

宇宙空間は電子とプラスイオンで構成される「プラズマ」で充満しています。オーロラ、電離層、静電気の放電、溶接工事での電気放電、落雷そして太陽そのものもプラズマです。この宇宙の99%以上がプラズマであり、電子のフローで成り立っています。

地球にも地表と電離層(地球の上空50~600kmの間にある、大気がイオン化(プラズマ状態)している層)との間で形成される固有の電磁場があります。

地殻に存在する豊富な鉄を伝導体として、地殻から地表そして電離層に向けて磁場が形成されています。これをシューマン共振(きょうしん)あるいはシューマン共鳴(きょうめい、Schumann resonance)といいます。シューマン共振は地球の心拍数というとイメージしやすいかも知れません。

地球のシューマン共振は1980年代初頭までは7.83 Hz を超えることはありませんでした(現在は30 Hzを超えることがある)。私たちの心臓の電磁場(心電図)が、7.83 Hz前後であることは、私たちの体が地球の磁場と共振(共鳴)していることを如実に語っています。

またその他の測定では、シューマン共振は ~14, 20, 26, 33, 39, and 45 Hzとされています。 これは脳波と一致(共振)しています(α波 (8–12 Hz), β波(12–30 Hz),γ波(30–100 Hz)。さらに太陽光線の電磁場や私たちが人工的に産生している電磁場(WiFi)などが生命体に影響を与えます。脳波は、地球の電磁場の日内変動に共鳴しているのです。

宇宙から地球そして地球上に存在する生命体まで、すべて電子のフローで形成される電磁場によってダイナミックに変化しています。電子のフローつまり電気が生命の本質なのです。